2012年03月02日
イトカワの微粒子に多数の穴
探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワから持ち帰った微粒子の表面には、 さらに小さい宇宙のちりが衝突した跡が多数あることを、 岡山大学の中村教授らが明らかにした。 太陽系の宇宙空間では、極微の宇宙塵が高速で飛び交っているらしいという。 成果は、米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。 研究チームは、直径40~110マイクロ・メートルのイトカワ微粒子5個を観察。 その結果、表面に直径0・1~0・2マイクロ・メートルの小さな穴が多数見つかった。 穴の周囲は盛り上がっており、 直径0・01マイクロ・メートル前後の宇宙塵が 秒速40キロ・メートル以上の高速で衝突したとみられる。
Posted by wjztgijivx at 04:49│Comments(0)